
起業をめざす学生のアイデアのうち、実現しなかったものに「供養」という形で区切りをつけ、次の一歩を後押ししようというイベントが、京都産業大学(京都市北区)で開かれた。
9日夜にあったイベントは、その名も「アイデア供養」。大学のイノベーションセンターなどが企画した。
情報理工学部と経営学部の学生計3人が、コンテストなどで披露したものの、実現しなかった事業のアイデアを発表し、起業家らの助言を受けた。
発表の後、学生が「供養」を選ぶと、僧侶がお経を唱え、そのアイデアに区切りをつけるという流れだ。この日は、光月院(京都市伏見区)の住職・林雅清さんが、般若心経を唱えて、静かに手を合わせた。
「筋トレを広めるためのアプリ」というアイデアを供養してもらった経営学部3年の更屋大時さん(21)は「(起業家から)前向きなフィードバックがもらえてうれしかった。やりとりのなかから、新しい視野が開けたと思うので、供養したアイデアを別の形で生かしたい」と話した。















